設備診断技術の提供とデータ解析サービス

新規ソリューション事業のご紹介

情報通信技術の進歩に伴い、エネルギーマネジメントシステム(EMS)とコンディションモニタリングシステム(CMS)は、新しい情報管理や保守管理の仕組みとして統合される期待が高まっています。アジア創研産業では持続可能な開発の視点から、国内外提携先との連携を深め、最先端の状態監視技術を導入することにより、発電設備の故障予測と長寿命化を実現し、お客様の重要な資産の永続的な機能保持を支援します。

アジア創研産業が貢献できること

計画外のダウンタイムや継続的な信頼性の問題により、時間、お金、労働力が損なわれています。
多くの場合、故障と修理という反応的で消極的なサイクルに陥っていますが、事業者にとってこのような事態は避けなければなりません。このことから、業界にはメンテナンス戦略、予知技術、それに関わるアプリケーションやサービスが必要とされています。
当社には、電力、鉄鋼、化学工業、製紙工場等、設備保全に関する豊富な知識と、国際規格に基づき認定を受けた設備診断技術者が在籍しており、業界で実績のある優れた設備診断技術を駆使して、お客様が抱える特定の問題や課題に対して、高度なコンサルティング提案を行うことができます。

・なぜコンディションモニタリングが必要なのですか?

コンディションモニタリング(状態監視技術)は、設備の隠れた不具合を特定し、重要な資産の信頼性を向上させると共に、故障に繋がる異常を予見することを目的とします。また、実際の経験と理論に基づく客観的判断によって、故障の正確な原因を突き止め、最も効果的な是正措置を導き出します。コンディションモニタリングの活用によって、資産の健全性と性能の追跡が可能となり、管理者は事業の未来を予測することができ、資産運用効率の最大化が期待できます。

Enegy Asset Mamagement Models

・風力発電設備への
コンディションモニタリング技術導入の重要性

風力発電システムの監視システムとして、発電機能の監視・制御を行うSCADA(Supervisory Control and Data Acquisition)がありますが、取得データの種類(風向、風速、発電量、回転速度、温度等)や収集頻度からして、風力発電設備を構成する機器個別の健全性や異常検出を行う用途としては不向きであると言えます。すなわち、維持管理費の縮減と信頼性確保を両立させる視点においては、風力発電システムの本質的な機能を評価するための技術や手法の獲得が有効であり、コンディションモニタリング技術を積極的に現場に導入し、保全レベルを向上させる必要があります。

風力発電設備へのコンディションモニタリング技術導入の重要性

・当社の技術について

数あるコンディションモニタリングの中でも、特に技術的な革新性・独創性が高く、かつ導入効果の高い設備監視・状態診断ソリューションをご提案いたします。当社では、世界有数のメーカーと提携し、お客様の幅広いご要望に対して、自信をもってご提案できる機器やサービスを取り揃えております。
下記以外にも各種提携サービスをご用意しておりますので、詳細については是非お問い合わせください。

当社の技術について

■ 電気的特性解析(Electrical Signature Analysis)

運転中の電動機の電流情報および電圧情報に基づき、電動機から伝達装置、負荷装置に至るまでの各部で何が起こっているのかを詳細に把握することができる技術です。本技術は、機械動作のわずかな変化が接続された電動機の磁場に影響を与え、更にそれが電源電圧と作動電流に影響を与えるという事象に基づいています。このことから、電動機に限らず、発電機にも適用することが可能な技術です。欧米諸国では、振動や音響などの基本的な診断手法に加えて、有力な設備診断技術の一つとして評価されています。

■ 潤滑油中摩耗粉監視
(Advanced Debris Monitoring)

発電所や工場においては、摩擦と摩耗を伴う箇所を有する設備が大半であり、これら設備が劣化する実態は潤滑油と摩耗面にあると見なすことができます。そのため、潤滑油と共に潤滑油中の摩耗粒子を分析することにより、潤滑油の劣化、摩耗面の状態を解析することが可能になります。また、潤滑油中の摩耗分析により摩耗粒子の材質と形状を監視することで、設備系統のどの部位から摩耗粒子が発生したのかを判断し、設備の劣化状態を総合的かつ早期に診断することが可能になります。

サービスプランのご案内

・提供サービス

分析対象の可用性と信頼性を高める方法や是正措置、推奨案を含むレポートを提供いたします。
また、データベースを構築し、所定の期間においてデータに基づく監査を実施します。
1) アドバイザリーサービス(適用性検討・実行支援)
2) フィールドサービス(現地調査・計測代行)
3) アナリティクスサービス(統計分析・精密診断)
4) その他サービス(企画計画立案・改善提案など)

・料金設定(アナリティクスサービスの一例)

分析対象の台数に応じてのみ課金設定され、月額でのご使用料金がかかります。
尚、初回のみ別途セットアップ料が必要です。データが収集されない場合はその月の料金はかかりません。
詳しくは、お問い合わせください。当サービスは日本国内のみ有効です。

■ 単一レポート(特定の1台のみ)
  • 最大10台
  • 最大25台
  • 最大50台
  • 最大75台
  • 最大100台
  • 最大150台
  • 最大200台
  • 200台以上


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